うひょーくんのブロマガ

つまりそういうこと

夏目漱石100の言葉とかいう本を読んだ

いや本編読めよっていう批判は受けつける気はない。
夏目漱石の本は言葉遣いが難しいからなかなか読み進められないんだなこれが。今読んでる草枕とか一ページに知らない言葉がたくさん出てくる。日本語だし、別に古文でもないし、学問の本でもないのに、わからないと自分が日本人か疑わしくなる。
まぁそんなわけで買ってみたんだけど、どうやらこれをまとめた作者は前期の夏目漱石のファンみたいですね。割と明るい名言が多い。
後期三部作のあの憂鬱な一言一言が僕は大好きなので、この人とは仲良くなれなさそう。

その中でも心を引いたのがこちら

現下の如き愚なる 間違ったる世の中には 正しき人でありさへすれば 必ず神経衰弱になることと存候


一心不乱に正直に物事を考えると最終的には追い詰められていくっていう意味だと思うんだけど、後期三部作は要約するとこの言葉になると思う。
Kは道をまっすぐ進んで死ぬし、行人のおにいさんは妻の愛を本気で確かめようとして余計に追い詰められる。彼岸過ぎまでもやっぱり、くそまじめに恋愛のこと考えすぎて追い詰められる。
まぁ真面目って大変だなっていうことよ
なんか毎回夏目漱石の話書くと内容が似てくるから、そろそろ読んでる奴も飽きてるんじゃないか?すまんなこれで夏目漱石は当分書くことはないから許してね^^

じゃあな。