うひょーくんのブロマガ

つまりそういうこと

なろう小説

 自由に書きたい!ユートピアだ!と言っても、やっぱり、どうも、なろう小説はさすがに書きたいと思わないのである。
 実は今日、本当に書いてみようと思って、参考にすべくなろうで上位の話を読んだ。そこで私は本当に驚かされた。
 昔のなろう小説は、低学歴弱者オタクが書いたような文章だった。ところが、そんな黎明期も今や熟しており、相応に鍛錬を積んだ人間が書いたであろうというレベルだったのだ。
 気にくわないところがあるとすれば、登場人物が全てカタカナで変な貴族やら王族やらの説明が長く、背中がかゆくなることだが、本当に些細なこと。文章の構成がしっかりしていて、恐らく一回大量に設定を書きだしたあとに、整理・配置をしたであろう跡が見られる。
 読者諸君は文章を書くだろうか?
 本気で伝えたいことを書こうとする時に最も重要なのは、語彙力とか文法とかの所謂丸暗記の知識ではない。いかに内容を配置するかである。過去に何度も語っている三島由紀夫の文章は配置がとにかく天才なのだ。小説の最初のくだりなどは、はっきり言って三島由紀夫本人の自己満足の世界で、あぁ長いなと言うことが多いのだが、彼はその中に終盤への何かを散りばめている。
 とか言ってるとまた三島由紀夫の話になって、本当にどうしようもない。急にトラックに引かれて異世界に行って、また今ここに戻ってブログを書いている、そんな話をしようと思う。
 私ことうひょーは当然のこと本名ではない。だが、オンラインゲームではよくこの名前を使っていて、私を表す言葉として体に馴染んでいることは確かである。
 そんな私、うひょーは退屈する癖があって、何でもかんでも手を出しては大概数か月で飽きてしまう。人付き合いにしてもそんな感じで、ちょっと頭のネジが飛んでいないと飽きるので長続きしない、現代の生み出した退屈人間なのである。
  PCで動画を眺めながらゲームをやっている日常。彼の退屈は急にある行動に駆り立てた。「そうだ、散歩しよう!」と、思い立ったが即座に行動に移すところが彼の取柄。

 眠いので次行きます。