うひょーくんのブロマガ

つまりそういうこと

今日の読書感想文 新ハムレット

今日も書きます。三日坊主で終わらないように頑張ります。
ハムレット太宰治の本ですわ。

シェイクスピアハムレットを読んだことない俺が解説するのでくっそ浅いと思う。

まずは話の解説。
登場人物から
王様→主人公の実の親ではない 実の父親が死んでから再婚 
王妃→お母さん
王子(主人公)→主人公 父親と無駄に仲が悪い
ヒロイン→大臣の娘、王妃のことを尊敬している
大臣→王様の忠臣 
大臣の息子→主人公の友達

あらすじ
王様と王子が最初仲悪いさまがたんたんと描かれる。
そうしているうちに大臣の息子が外国に行くことが決まる。
王国中に、王様が王妃のことが大好きで仕方がなくて主人公を殺したとかいう噂が広まる。
一方で、大臣と王様王妃が勝手に主人公がヒロインを孕ませたと勘違いする。
そんな中、大臣は主人公とあと一人だれか忘れたやつにもっと広めて王様を問い詰めようとか言いだす。
よっしゃ問い詰めるぞ!っていう前に大臣が王様に会う。
実は大臣、もうヒロインが孕んでしまって王国にいられないからと、最後の忠義心を持って噂をあほみたいに広めるキチガイの振りをして主人公たちを改心させる計画だった。
それを口に出すも、王様にうそつくんじゃねえ!って言われて殺される
息子も殺される。
姫は逃げる
終わり。

はいこんなあらすじ、わからなかった人は読んでみてね

個人的に、太宰治は会話を成り立たせない天才だと思っている。
この新ハムレットあらすじからは全くわからないと思うが、全部セリフで登場人物の口から出されたものになっている。
誰も信じませんとにかく。例えば、主人公は実は王様のことを尊敬しているけど、王様には通じません。ヒロインが王妃のことを尊敬しているといっても、お世辞はやめろとかいって王妃が発狂する。
極めつけは、忠臣の大臣の計画を全く王様に信じてもらえず裏切りだと思って殺される。

まぁこんな感じでとにかく会話があいません。

僕らも少なからず会話がかみ合わないことがあると思う。
ニコ生でたまにコメントの意味が分からないときがあるし、電話で表情が見えないから無駄な心配をしたりするとか、顔を合わせていても真意がわからないとか。。。。
というような体験を大げさにしたのがこの本ではないかと思っている。

面白いほどに会話がかみ合ってなくて笑えるので是非ともみなさん興味がわいたら読んでほしい。
そんなに長くないのと青空文庫で読めるよ^^
http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1576_8585.html