うひょーくんのブロマガ

つまりそういうこと

知ったかぶりはよくないという話

どうも僕です。
社会の荒波にもまれています。
 先輩や上司に、仕事の質問をするのは当然ですが、聞きすぎると鬱陶しい新人になる。と、いうのは予想出来ますよね。そこで、前に同じ仕事をした人の真似を、始めたわけです。要するにパクリ。上司の目を通り、完成された前例を真似すれば、当然パーフェクト。僕は天才だと思いました。
 自称天才新人の発想のおかげで、仕事は上手くいきました。自分のメモよりも、正確な答えがそこにあるのですから、不備も当然少なくなる。一週間程、全く怒られません。そういうわけで、調子に乗りやすい僕は、この時既に社会を舐め始めていました。ある日、既に同じ仕事について、二回質問していた状況に遭遇しました。もちろん、質問内容は違うぞ。そろそろやばい。そう思って、いつも通り作戦を実行しました。他の職業は知りませんが、銀行の書類には、専門用語が至る所にひしめいています。前回作られた書類にも、そうした言葉が多くありました。常人なら、理解できない言葉を無暗に使いません。しかし、僕は絶好調。どうせ平気だ、とパクりました。
 意気揚々と提出した私に、突然、「何、知ったような言葉つかっとるんや!」という罵声が降りかかってきました。いや、ツッコミと言ったほうが正しいかもしれません。少なくとも僕はその時爆笑してました。それっぽいからと、意味のわからない言葉を振り回して、しかも間違ってるってのは何とも滑稽なもんです。外人にサンキューwwwとハローで会話をしかけるのと同じようなもんです。
 だから、君たちに言いたい。知ったかぶりには気をつけろ。じゃあな。