うひょーくんのブロマガ

つまりそういうこと

読書感想文「コンビニ人間」

どうも、僕です。
読みました「コンビニ人間

話の流れとしては
子ども時代から頭のおかしかった女の子が、コンビニバイトを18年間やりつづけて普通の人間として生きていて、途中でニートゴミクズ根暗キモヲタが主人公にコンビニをやめさせるも、結局コンビニに戻っていくっていう話。
手放しに面白いとはいえない作品だった。

話を一貫しているのは「普通の人間」という概念だだ。例えば、普通と違うことを言う人間に関しては、いろんな理由を付けて納得しようとするところとか、結婚と、労働をしないと社会的には「普通じゃない」人間なるといった描写があった。
僕も昔似たようなブロマガを書いたので、とても気持ちがわかります。うんうん^^と頷きながら読んでいました。
しかし、主人公がぶっ飛びすぎている。子ども時代の話は特にそうだ。
鳥が死んでいるのを見て、から揚げ好きなお父さんのためを思ってお母さんに「食べよう!」と言ってみたり、鳥に花をお供えするところで、花の死体を並べているとか考えていたりする。もうここまでくるとサイコパスや!!!いくら俺がキチガイっていっても感情移入できんぞ!!!

まとめると、「普通の人間」描写は秀逸だが、主人公の設定がぶっ飛びすぎていまいち物語に入り込めない、そんな作品だった。火花の方が面白い。

以上。