うひょーくんのブロマガ

つまりそういうこと

三島由紀夫「憂国」読書感想文

どうも僕です。
この話は結婚した夫婦が自殺する話です。
一応、夫の友人が反乱軍で、夫が鎮圧軍に加わって戦うことになって、友人とは戦えないから自殺するっていういきさつがあります。

この作品を通して思ったのは、自殺だけでよくこんなに書けるなぁという単純な関心でした。はよ死ねやって言いたくなるくらい自殺するだけなのに長いです。風呂に入って、ごはんもちょっと食べて、セックスして、と死を決意してからだらだら家庭の生活してます。はよ死ねや。
とにかくこの夫婦堅物で、愛国心をわざと皮肉ってるのか妄想なのかってくらい強く持っている描写があるんだけども、「食事にしますか?」って聞かれたときに、ふと夫が普通の生活の感覚に戻るところがあって、一瞬で俺たちの側の人間だなぁと共感した。
最後死ぬときは左から右に刀を動かすだけのシーンでまぁこれも大袈裟にダラダラと書きます。こうやっていうと、冷めた目で読んだ風に思われるかもしれないけども、お腹のあたりが痛くなるくらいには鬼気迫る文章でした。
ただ、セックスの描写長すぎる。マジで官能小説かと思った。夫が妻の全身にキスをするとこがあって、乳首にキスして固くなったとか、「一息に頂に登っていった」とかそのまんまやないかーいwwwwwwwwwwwそんで妻が一方的なマグロかと思ったら、今度は逆に夫の顔におっぱい押し付けるプレイをし出してもうわけわからんわwwww
じゃあな