うひょーくんのブロマガ

つまりそういうこと

皆さんマルクスを読みましょう

皆さん知ってますか!!今週は、ニコニコ大百科の今週の記事はマルクスですよ!!!

マルクスは他の本より読みやすい!何故かといえば、文章が無駄に読み手のテンションを上げるように練られているから!でもそのせいで、本当の思想が見えなくなる場合がとっても多いけどね!なんで、とりあえず三つ紹介しますね!

まずは共産党宣言

妖怪がヨーロッパにあらわれている、――共産主義の妖怪が から始まって 
鉄鎖の他に何も失うものはない。かれらには獲得すべき世界がある。万国のプロレタリアよ、団結せよ!

で終わるあの有名な本です。
純粋な読み物としては最高です。よくここまで凄まじくテンションを上げる文章かけるとほれぼれします。厨二病の時に読んでたらたぶん、今ごろ学生運動してましたね。


次は、ルイ・ボナパルトブリュメール18日

ヘーゲルはどこかでのべている、全ての世界史的な大事件や大人物はいわば二度現れるものだ、と。かれは、一度目は悲劇として、二番目は茶番として、とつけくわえるのをわすれたのだ。

っていう有名な言葉から始まるやつですね。

人間は自分自身の歴史を作るが、思うままにではない。自分で選んだ環境のもとではなくて、すぐ目の前にある、あたえられた、持ち越されてきた環境のもとで作るのである。
死せるすべての世代の伝統が夢魔のように生ける者の頭脳をおさえつけている。またそれだから、人間が、一見、懸命になって自己を変革し、現状をくつがえし、いまだかつてあらざりしものを作りだそうとしているかにみえる時、まさにそういった革命の最高潮の時期に、人間は己の用をさせようとして、こわごわ過去の亡霊どもをよびだし、この亡霊どもから名前と戦闘標語と衣装をかり、この由緒ある扮装と借り物のせりふで世界史のあたらしい場面を演じようとするのである。

この辺りはまたすごい文章ですね。でもおーってなるような内容です。

ただフランス革命なんで、世界史勉強してないとちょっと難しいかもしれませんね  

最後は当然、資本論

マルクスの集大成です。33年図書館に籠ってそれまでの学説全てを読んで分析して書き上げた資本主義の全体と過去と未来です。確かに、利子率に関してはあまり述べられていないし、ヘッジファンドとかもあって、マルクスの想定した産業以外で不況が起きることも今はよくありますが、ブラック企業とかは今でも通じます。それもそのはず、資本論の時期と今の時期って割と似てますからね。程度の差はありますが。もちろんここまで有名なので、誤解も多いのが特徴です。批判する場合は一回読んでからどこが悪いのか言ってもらいたいですね^^

それはともかく、この資本論の歴史と現実をしっかりと見据えてその中から基本的な社会の構造を見ようとする方向性は素晴らしいです。あと随所に見られる批判精神とそして無駄に素晴らしい表現。

二巻三巻は全く面白くないので読まなくていいです。はっきり言って別人です。あれを読もうとする人は俺左翼だよぉwwwwwwwwwwってオナニーしてるやつです。

ということでこの三つ皆さん読んでみてください。