ノーベル賞フェアとかいって岩波でやってたから結構買ったんだけど、感想文を書くのもめんどくさいくらい大した本がなかった。
三島由紀夫の豊饒の海を読んでから、虚無が心を覆っていた。
夏目漱石、芥川龍之介、川端康成、三島由紀夫の四人をガッツリ、他はちょっとつまんで読んでみて日本が唯一誇れるのは文学だ!という気持ちになったが、この日本文学の歴史から来て読んだ豊饒の海は集大成であり、読書に幕をおろしたかのように思われたのである。夏目漱石の時は、まだ冊数も少なく希望があったが、100冊を超えた今ではそう思ってしまった。
それでも読書の素晴らしいところは、たぶんまだ予想を裏切るのである。特に小説には上下がない。文法的な文章の質という意味では確かにあるけども、感動には上下がないのだ。
ということで、まだまだ読みます^^
今読んでるのはドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟!!!!!!!!!!!
これから読む本はとりあえず三つ、サルトルの嘔吐、ゲーテのファウスト、大江健三郎の万延元年のフットボール!!!!
という決意を胸にまずはファウスト買ってきます そして積まれる未読の本