うひょーくんのブロマガ

つまりそういうこと

読書感想文「若きウェルテルの悩み」

やっぱご飯食べた後はゲームきついっすね 僕です
今回はゲーテの「若きウェルテルの悩み」の感想です。
この本読んで自殺が増えたそうで、まさに社会を動かした本です。
主な登場人物は主人公のウェルテル、思いを寄せるシャルロッテ、その夫のアルベルトです。
まず最初の感想として難しい。
ラスト近くで詩が出てきたときは絶望的で自殺しようかと思いました。
しかもその詩を読みながらウェルテルとロッテが泣くんですよ、意味わからん。そりゃそうよ詩の意味がわからないので^^

構成としてはウェルテル君が友人に手紙を送る形で進み、最後普通の小説に戻ります。
序盤の純粋な恋の辺りは割とわからんでもない もう恋愛してないので感情移入はできませんでしたが。ロッテから送られてきたものにキスしまくり臭いかぎまくりの正真正銘のキチガイです。
また、途中でロッテは僕のことが好きなんだ!とか勝手に思い始めます。
でも既に許婚がいるから無理です。とにかく苦しくなってウェルテル君は旅に出るんですが、結局戻ってきます。
戻ってきてからは恋愛キチガイが二人くらい出てきます。一人は精神病で王女と相思相愛だと思っている奴、もう一人は好きすぎて手を出して家を追い出された後、その女性に近づいた男を殺した奴。
この二人を見て、自分は既にキチガイの仲間入りをしていることに気づきます。
また、結婚しているのに毎日入り浸るウェルテル君をアルベルト君は追い出そうとします。
最後にロッテとウェルテル君が顔を合わせてキスをした挙句、ウェルテル君は自殺します。

だいたいこんな感じ
最後の方ロッテもウェルテルの事が好きだということに気づいてしまうところも面白いです。もう会わないようにしようとしても最後にはなんか知らんけど、結局自分の所有にしたいというところがくそ身勝手な人間の性って感じがしますね。
僕も彼女に振られましたが、なぜか向こうは最後に会おうとか言ってきやがったのでそういうところが人間にはあるんじゃないですかね


もっと書きたいことあるんですけど、これ書けませんわ 実際読んでくれ 単純に説明できるならわざわざ小説で書く意味ないからな そう思わせるくらい複雑な微妙な感情が書かれているのがこの本だと思う

でもやっぱウェルテル君自殺したし、結局この本は恋は盲目って言いたかったんでしょうね
じゃあな