ドロドロとした日差しの下、草むしりを毎日やるつゆだくこと僕です
書こうと言われたら書くしかない。
草といえば擬態植物なるものがあるらしい。動物が植物に擬態する事の反対で植物が鳥などの天敵に変装して虫を防ぐそうだ。擬態植物をすぐに見抜ける人間の知能は素晴らしいと思う。
しかし、人間にも見抜けない擬態が世の中には存在する。
それは農作物だ。農家の友人によると農作物は擬態ができるそうだ。
農家は作った農作物を農協に渡し他の農家の作物と混ぜるそうだ。そうすると誰がいつどのくらい作ったか把握できなくなる。
この擬態によって課税対象がはっきりせず、税金を防ぐらしい。
社会の擬態を見抜ける人間に進化してほしいものだ。
ところで、僕もいつも擬態している。
キチガイだと引かれるので、林の如く静かに過ごしている。
しかし、常人ならざる者が漏れてしまっているようで最近視線が痛い。
人間の眼すら誤魔化す擬態ができるようになりたい。
