うひょーくんのブロマガ

つまりそういうこと

参議院選挙結果について 【祝、れいわ新撰組】

非常に素晴らしいことになった。

れいわ新撰組障碍者2人、ふなご氏、木村氏が当選したのである。

非常に素晴らしい。山本太郎の政策や人格は基本的に私と相容れないが、今回の2人の当選だけはよくやったと言ってやりたい。

ただ参加するだけで国会が変わるのは非常に素晴らしいことである。

ところが、ツイッターを眺めてみると、障碍者に議員が務まるのかなどという言葉が流れている。

非常に頭の悪い発言である。この日本国の文明的な水準の低さ、思考の欠如を物語っている。

例えば、ALSのふなご氏はただ筋肉が弱いだけである。脳みそまで弱っているわけではない。確かに見た目は脳みそまで弱ってそうな印象を受けるが、実際には体が全身動かないだけで脳みそは健在である。

しかし、愚かな日本人諸君は顔やALSという障碍をそのまま「馬鹿」に結び付けているのである。この短絡的な思考回路こそ、思考できない日本国の象徴だ。

実際に、同じALSの患者にあの天文学者スティーブン・ホーキングがいるわけで、彼はALSになってからもホーキング・パラドックスのような理論を提唱している。

そもそも、国会議員は脳みそが全てである。決して殴り合いをするコロシアムではないのだから、健常者である必要はないのだ。

人工呼吸器をつけているから、などという批判をしている連中は、政治が暴力によって行われていると勘違いした原始人に他ならない。

もちろん体力面で健常者よりも議論を続けられないということもあるだろうが、そもそも国会議員は基本的にヤジと居眠りの応酬で時間を潰すことが多く、そんなに長く議論する必要はない。

さらに言えば、国会議員にはそれぞれ得意分野があったりして、自分の強い分野だけ議論に参加する場合も少なくない。当然である。全ての議題に対して議論できるほど人間は万能ではない。つまり、あんまり得意じゃないときは休んでもらってもいいのだ。実際国会議員なんてみんなそんなもんだから。

まぁそんなわけで、私はこの国の歴史が新たな一歩を踏み出したことを祝いたいと思う。

 

ところで、今回の参議院選挙、N国だのれいわ新撰組だの、瑣末政党が当選して政党要件を満たしたわけだが、これによって自分の一票に力を感じてくれる無投票諸君がいることを期待する。

以上だ。