うひょーくんのブロマガ

つまりそういうこと

久しぶりのブログ

どうも僕です。

今、僕は一生懸命働いています。何故こんなに働いているのかというと、お姉さんに愛されたい、それだけです。働きぶりがバレていて、仕事にやる気がないようでは振り向くことはないわけで、一生懸命やることで愛されたいのです。

昔バイトの最後の飲み会で、おばちゃんに一生懸命働く姿がモテるからまずは頑張るといいよ!などと言われたのを思い出す今日この頃である。

何はともあれ、後輩ちゃんの発案で飲み会が開かれ、お姉さんも誘いましょうというその計画。急すぎた。予定が入っていたのである。

はぁ・・・辛いねぇ・・・。

これで大嫌いなボスと飲むクソほどメリットのない飲み会になってしまった。

さりげなくお姉さんと行きたいなっていうアピすら、出来ていない。ワロタ。まぁ、予定あるって言われた時の僕の表情が露骨に悲しそうだったから察してくれたかもしれぬ。

近づけないよねぇ、近づきたいなぁ。どうすりゃいいんだ。今のところお姉さんも気を遣って職場以外では話さないようにしている節があるし、避けられてるまである。でも外で話すと割と話があうから、嫌われてるわけでもないのだ。たぶんな。というか嫌いならあの人は僕と似た者同士だから、顔にでる、態度に出る。何はともあれ、ボスとの生産性のない飲み会が始まる。

あぁ生産性をおくれよ、あなた。遺影が見える。真っ白な顔の遺影が見える。ここはシベリアだろうか、スターリングラードだろうか、真っ白な雪、車が、飛行機が固まって動かなくなる生産性のない大地。全ての人間を拒むあの大地の中で取り残された僕。灰色の靄が空を覆い、見渡す限り白とグレーに包まれた世界。遠くに白熊が歩いたいるのが見える。全身に纏った雪の中、動き続けている。あっ、魚を食べている。真っ赤な血が彼の口の周りに纏わり付いている。あぁ僕は魚だ。生産性のない白銀の大地で、ただ食い尽くされ、血を流し、そしてその血はすぐに凍りつき、静止する。気づかぬうちに雪に埋もれ、その赤は白に染められてしまう。

太陽はあるのだろうか。そこに太陽はあるのだろうか?考えれば考えるほどわからない。太陽は常に私から身を隠す。あぁ嫌われてしまったようだ。私に翼が生えたなら、急いでそこに向かうだろう。そしてすぐに翼を燃やしてしまって、不毛の地へと落下する。

蒼白な顔面を隠れてしまった太陽に向けた僕は、大地を背に遺影を晒す。数時間すれば、遺影は雪に埋もれて消えてしまうだろう。果たして生きるとは、そういうことなのかもしれぬ。

 

終わり。