うひょーくんのブロマガ

つまりそういうこと

量子コンピューターなんてのがあるらしい

最近、僕は量子コンピューターを理解しているところである。

普通のコンピューターでは0と1の組み合わせでデータを作るので2の桁数分乗の試行回数が必要だ。

しかしどうやら、量子コンピューターは違うらしい。量子は観測する前は確率的に0でも1でも両方の状態でありうるために、さっき2の桁数乗していた試行が、最もうまくいって一回で終わるらしい。

それぞれの桁が0でも1でもありうるので、並べたその一瞬で全ての場合でもありうるのだ。ちなみに宇宙の生まれた状態も、こうして全ての場合でもありうるという考え方の下で計算することが出来るらしい!それをするには人間が生きていられないかもしれないらしいが!

 

話を戻すと、この無限の可能性をとりうることには問題がある。それは、いくらどの可能性でもありうるとはいえ、観測した瞬間には0か1かに決まってしまうのだ。

何かの答えを見つけている時に、観測した瞬間に正しい答えとなるのは結局は運任せになってしまうわけだ。この運ゲーを如何に絞っていく仕組みを作るかというのが量子コンピューターの真髄らしい。

つまり、何かを量子コンピューターで計算したい場合、まずその計算方法を考えなけれなならないのである!これだけ面倒だと、一般人が量子コンピューターを使うことはあまりないかもしれない。

最も役に立つ利用方法は、ものすごく大きな数の因数分解らしい。普通に計算すると膨大な時間がかかるが、量子コンピューターによる計算方法が確立されれば一気に簡単になるそうだ。

因数分解は総当たりなので、従来のコンピューターが運良く答えに当たるためには、とりうる値の総数の半分くらいは試行しなければならない。だが、量子コンピューターなら、n個総数があれば√n回でいいそうだ。

なかなかすごいことだねぇ、で、何の役に立つんだい?わかんないねぇ!?

暗号は因数分解を使ってたりするらしいから世界が困るとの噂もあるけど、実際のところどうなんでしょうね。

AIが量子コンピューターを使いこなして何か変わるもんなんですかね。

 

世の中の最先端ってのは本当に摩訶不思議でございます。

 

終わり。