うひょーくんのブロマガ

つまりそういうこと

なるほど、ブログを書いたのはそういうわけだったんだね

お題「ブログをはじめたきっかけ」

 難しいお題が出たものである。ブログが流行りだしたのは、私が中学生のころだった(現在23歳)。とはいえ、その頃は書くより読む方に熱中していたから、ブログなんてものはなかった。もちろん黒歴史の妄想をして、書いてみたこともあった。しかし、三行でやめてしまった。驚くべき忍耐力のなさである。黒歴史ノートを残すことができなかったのが、私の一つの後悔でもある。

 高校生になり、私はブログを始めた。きっかけは吹奏楽部で流行っていたから・・・だったと思う。何を書いたのかもあまり覚えていない。日常の何か、そういった出来事について書いていたと思う。知り合いが普通に見ているのに愚痴ったこともあった。まぁとにかく始めたきっかけは、なんとなく流されて、というところが大きい。

 その意味不明なブログのタイトルも覚えていないから、検索できないのが残念である。間違いなく黒歴史に違いない。ブログの素晴らしいところはまさにこの点に尽きる。よく言われる黒歴史という記憶は、社会集団における常識を身につけた時にその衣を纏う。当時は全く知らなかったから、今、黒になるのだ。そういう意味では過去に戻ることで、より実存的な自由を思い出すことにつながる。

 だからなんだ、と言われればそれまでだが、私のような自由主義者は多種多様な考えの存在が大好きなので、黒歴史自体も大変喜ばしいことなのである。

 卒業後、そのブログは記憶から消えた。大学入学後の半年は、気が狂ったようにアニメを見続けた。新しいPCも買ってネトゲもやり始めた。凄まじい貧困に喘いでいたこともあって、ブログを書こうなどという意気込みは皆無である。

 そんな私に転機が訪れた。なぜかニコ生で有名になってしまったのである。私の友人が放送中の動画を録画して投降した結果、爆発的に視聴者が増えたのだ。彼の売名のおかげで、貴重な体験ができた。多少有名になると、指示厨が増える。それはゲーム実況での指示厨という意味ではない。

 応援しているからこそのアドバイス、というものだ。私のメールアドレスには大量のアドバイスが飛んできた。あれをこうしろ、ああしろといった類のものである。善意で言ってくれているのだろう。実際メールの最後には必ず応援の言葉があった。しかし、私の自由奔放な性格には最も腹立たしいものだった。

 放送中にコメントまでされると本当にイライラした。挙句の果てに自分の放送で名前の売れたリスナーが配信を始め、そこで俺の批評をするのである!「あいつは変わったな」「最近おかしい」等々・・・。おかしいとはなんだ!?俺はいつも俺である!アイドルの苦労についてわかった、というと本職に失礼かもしれないが、やはり彼らも善意の悪意に悩まされることが多いのではないだろうか?と勝手に推測している。

 こんな訳の分からないことをやっていた時、私はニコニコ動画でブロマガを始めた。たまたまブロマガというコンテンツが始まった時期であった。これが今に続いているのだ。最初は考えたことをてきとうに綴るだけだったのだが、小説を読み始めてからはくだらない日常風景まで書くようになった。

 自己顕示欲の塊たる私は、紆余曲折あったが、こうしてはてなぶろぐにやってきた。これからもお題スロットを使ってガンガンブログを書いていこうと思う。

 ちなみに自分ルールで、最初に出たお題を変えずに書いているから、たまにネタが思いつかず支離滅裂になるのは許していただきたい。

 終わり。