うひょーくんのブロマガ

つまりそういうこと

33日目、鳥取フードファイトの旅

 ここからは永遠とご飯を食べ続ける旅でございます。まずここ

 これは鳥取砂丘コナン空港から徒歩2~30分ぐらいのところにある。賀露港にある市場食堂。ウニと海鮮丼で確か2,780円安い!ウニめっちゃ食った。美味かった新鮮ってのはいいねぇ~!カレー食って2時間後だけど楽しんで食べました。

 次がすなば珈琲のカレー。
  

 地鶏と薬膳のカレー。鳥取のカレーはやっぱりちょっと黒いよね。朝食べたのと違ってルーは通常通り液状。オーソドックスではあるが、美味い。この辺りから僕はカレーに洗脳されつつあった。
 そして一旦アパホテルに戻り、五時を待って、ごっつぉラーメンへ。鳥取は牛骨ラーメンが有名らしい。まぁ本場は鳥取の西の方らしいが、鳥取市でも食べられるのはここ。

 レビューではちょっと個性がない、あんまりおいしくない、などと結構酷評だったので、警戒していたが、美味しかった。
 牛骨のだしが醤油のスープと上手く混ざっていて、あっさりだけど食べたことのない風味が口の中で広がる。チャーシューがしっかりあぶられていたのと味がついていて、あっさりスープと非常によくマッチしているのもポイント。チャーシューの焦げの香りと、牛骨の香りのバランスに感動した。ラーメンだけ饒舌なのはラーメンオタクだから許してね。

 さて次はこれ武蔵屋食堂の素ラーメン。鳥取では素ラーメンなるものがご当地グルメ。その発祥がこの店で、孤独のグルメでも紹介されたそうだ。

 ちなみにこのラーメンもレビューでしょっぱいあとに甘い味が来てまずい、だとか酷評されていたので警戒した。見た目もえきそばっぽかったので、余計に。しかし、これも美味しかった。ラーメン評論家は口が悪い。カレーの方はあんまり悪いレビューないのに、何故かラーメンだけは悪口が多いんだ。
 味はまさしくしょっぱいあとに甘い。うどんのようなだしの汁にラーメンが入っている。岐阜や名古屋の人間はこういうしょっぱ甘いのに慣れていることもあり、美味しく食べられた。女将さんが「こしょうをたくさんふって食べる方が多いです」と仰っていたが、僕はこしょうはそんなにいらないと思いました。店主は自信もって作り続けてください。

 次は砂丘そば。地元の若者がたむろしていた。安いので普通の蕎麦。砂丘はあんまり関係なさそうである。

 そのあと、もうお腹一杯だし帰ろうかなと思ったのだが、どうしてもカレーが食べたい。朝カレーの店を調べると、どこもやっていない。正確には平日はやっているが、土日祝はやっていない。じゃあどこならやってるんですか?喫茶ベニ屋はやっています。
 前日もいったので変な人かなぁと思いつつ、もう一生来ないかもしれないと思うと行かないいけない!そう決意し二回目。
 今回はおじさんのオヤジさんが出てきて注文をとってくれた。普通にカツ抜きでルーを食べたくて、普通のカレーを注文。勢いあまって大盛りを頼んだ。

  

 やっぱり美味い。昨日はカツの味でちょっと変な感じだったが、今回はもっとじっくり味わえた。思ったより牛の味が溶け込んでいる。肉が柔らかいなぁではなく、どうもルーに混ざるぐらい煮てあるようだ。うめえ・・・・。カレー最高、鳥取最高!

 鳥取最高だった・・・。これが鳥取駅。最後の景色に思わず写真を撮った。良い旅行だった。ありがとう鳥取フードファイトなんて言ったが、全部美味しくて食べられた。まずかったらもう絶対食べられない。最高の旅だった。ちなみに今回は二十世紀梨松葉ガニも砂の美術館も全てシーズンではなかったので、本来の鳥取の力ではない。
 本来の鳥取であればもっと楽しかったと思うと、もう一回行きたくなる。少なくとも二十世紀梨ふるさと納税で買おうかなと思った。じゃあなおやすみ。

32日目、鳥取二日目

 朝起きると6時ごろ、今日の予約を取るかどうか非常に悩んだ。云々・・・・。この時の葛藤は以下参照。

uhyo3.hatenablog.com

 さぁ果たしてうひょーくんは後悔したのか・・・?
 まずホテルを出て決意したことは、カレーを食べる、ということだ。鳥取と言えばカレーなのに、初日は全く食べていない。そんなことがあっていいのか?
 どちらにせよその日はすなば珈琲に行く予定だったので、そこでカレーを食べようと思い、鳥取駅を超え、地下道に入り、商店街に沿って歩く。
 しかし、なんと残念なことにモーニングではカレーはやっていないと書かれていた。ただのモーニングなら我らが東海地方に勝るものはないので、一旦入ることをやめた。
 グーグルで検索をすると、「喫茶ベニ屋」というカレー屋さんが8時からやっているということを知り、直行。
 横断歩道で商店街の反対側へ移動し、真っすぐ北上。少し歩くと「喫茶ベニ屋」に到着した。中に入ると先客は一人もいない。別に人気がないというわけではなく、田舎すぎる鳥取ではそもそも休日の朝出歩く人がいない、というのが正解だと思う。
 謎の力士のポスターやサイン色紙が貼ってある店内。そんな中で、店員のおじさんが注文を取りにくる。僕はすかさずチキンカレーを注文。レビュー通り本当にすぐ出てくる。それがこれ。

 美味しいです。カレーというとバーモンドカレーのような黄色いカレーか、ココイチのような若干水っぽいカレーなんだが、このカレーはまず黄色ではない。そして甘口ではなくちゃんと辛い。でも辛すぎというわけでもない。そして牛肉の味が溶け込んでいる。カツは薄くちょうどいい。
 カフェなのにコーヒーは飲まず、次へ。一度石破茂事務所へ行って撮影。先日の写真はこの時のものである。一旦駅へ帰って、鳥取砂丘コナン空港へ向かう。が、電車が40分後にしかない。マジ?仕方ないので駅の構内でぼーっとする。
 ようやくついて、鳥取大学前の駅に到着。さすがに大学回りということで不動産業者が多い。コナン空港に行く道中も大学生向けのアパートが並んでいた。なんやかんやで歩き回ってコナン空港に到着。オタクのおじさんが写真をとっているところに遭遇。
 中の売店ではどこに売ってるんだっていうようなタペストリーが売られていたり、空港のアナウンスでコナン君と蘭ねえちゃんが話してくれたりと、すごいコナン。写真は以下の通り。

 こんな感じである。思ったよりコナンで、全然興味なくても毛利小五郎が冤罪で捕まる所を見るぐらいには影響されました。大変面白かったです。
 午後へ続く。

 

31日目、つかの間の休息

 本日は観光の話はできません。疲れました・・・。やっぱりそんな気持ちで書いても良さを紹介できないんですよね。
 朝は納豆を食べた。鳥取でカレー食いすぎてカレー食いたい気持ちが強く、朝からカレー食える鳥取ええなぁと思った。
 眠すぎるとにかく眠い・・・。何故か指紋が毛利小五郎と一致した話を見る。毛利さんの指紋が出ちゃったの面白すぎるこの話考えたのおもろい。
 てかコナン君って毛利小五郎が良い人すぎて大変よな。現場に歩き回る子どもをとっ捕まえて怒る良心的な大人なのに何回も眠らされてなぁ・・・。映画結構見てるんだけど、全然眠りの小五郎が事件解決しないんだが、時代変わりすぎてねえか・・・。

 おやすみ。
 

30日目、鳥取の本気

 昨日に続いて鳥取観光の様子をお届け致します。
 鳥取砂丘に行ってよかったなぁ、と言ったところで終わりました。実はここからが大事であります。つまり、鳥取砂丘行ってもうやることねーじゃんwってなるんだったら、観光地としてどうなのか?という話になってしまいます。
 でも僕は楽しめました。その経過について話していこうと思う。
 鳥取砂丘を出て、北に進む。左側に海、周りに松の林がある自転車と歩行者用に整備された道があって、そこを道なりに進んだ。

 海あり県の良いところは、日差しが強くても海が近いのでなんとなく風が涼しいところだ。日本海もよく見える素敵な道である。途中どこから歩いてきたのか外国人観光客の夫婦とすれ違った。散歩も楽しめる良い道。
 鳥取は歩道が左右両側にない場合が多い。その代わり片方に寄せることで幅を広くしていて、歩行者も自転車も通りやすいように出来ている。また、自転車専用のレーンもかなり広めにとってあって、自転車通っていいですよ、と言わんばかりに青色の矢印が書かれていて、車道も走りやすい。サイクリングにはうってつけである。

 一応、わかりづらい人のために地図を用意した。赤いのが走っているルート。一番下の方が鳥取駅。そこから鳥取砂丘まで移動して、「砂丘海岸」というのが上に書いた道である。 

 おじさんにはこの③のあたりにある温泉が良いと薦められていた。が、昼ご飯を食べるところがなさそうだったので一旦素通り。奥にある②の港まで進んでいく。
 ②と③のあたりに明らかに山の真ん中を走っているところがあると思うが、これはトンネルではなく谷で、とんでもなく長い坂が続いている。電動自転車は楽だというが、坂はそれでもきつい。でも、当時の僕はもう何がなんなのかわかっておらず、思い切り進んでいた。坂を登りきると今度は下り、くだりの長い道を野菜を持ちながら歩く化け物みたいな爺さんがいて、横を通ると「びっくりしたぁ」と言われたので、「すいません」と軽く謝っておいた。
 そらそうだよな、こんな田舎道の坂を突っ切ってくる自転車なんて、普通ないもんな。あんたが歩いてたのに俺はびっくりしたのにこっちも配慮が足りなかったよ。すまねえな。
 そうこうしているうちに②へ。遊覧船乗り場もあったが疲れすぎて乗る気にならず断念。海鮮丼を食べる。 

 奥にあるカニは飾りではなくて本当に身が入っていて、あぁ俺はカニが食いたかったんだよぉと思いながら食った。ところで、この時隣の席から
 「岸田はダメだねぇ、次はないよ」
 とか
 「最近東京で演説があったけども」
 とかそんなおばちゃんの会話が聞こえてきた。さすが石破県である。県民もただの食堂で政治談議をしている。岐阜県でそんなことをしようものなら、変人扱いだが鳥取は大丈夫。やっぱり過疎化が進みすぎて危機感を感じているからこそ、政治談議に花を咲かせるのかもしれない。
 隣にイカ墨バーガーなどもあったのだが、さすがに腹が一杯過ぎて食えず、道中の温泉を目指してきた道を引き返すことにした。
 心臓破りの坂を逆に戻ったのだが、帰りは思ったよりきつくなくて、すんなり帰ることが出来た。行きは砂丘の砂で足がボロボロの状態で乗っていて、帰りは海鮮丼食って休んだ後だから全然体力が違ったのかもなーと思った。
 そして温泉。

 砂丘温泉ふれあい会館という場所なのだが、簡単にいえば地域の健康センターである。最初住所と名前を書かされたあと、温泉へ入浴。
 中はお湯と水風呂。温泉はガチの温泉で、どちらかというと金属っぽい感じ、色が黄土色。こういう温泉は大概そうなのだが、めちゃくちゃ熱い。長くは入れなかった。しかも日焼けが痛むので余計に長く入れない。ただもうひたすら汗が出た。シラフの状態で入ったらもっと気持ちよかったのになぁ~とちょっと残念な気持ちになった。しかし、やはり窓から一面日本海が見えるのと値段は570円と安く、これでガチの温泉に入れるなら安いし、条件は良い。
 冬に自転車で行くか、車で行くことをおすすめしたい。やっぱ日焼けすると温泉はどこも楽しめないよね。
 
 さて、ぐるーっと回って鳥取砂丘。目の前のおみやげ屋で地酒を購入。その後鳥取市内へ。おばあちゃんが二人の下校する子ども送っていたり、中高生が帰っている時間。
 ピンクカレーの大榎庵の前を通るが、どうやら営業していない。準備中の張り紙が。あぁ残念だなぁと思いながら、回る場所も特に当てがなかったので、じゃあすなば珈琲でも行ってカレーか、と思ったら4時閉店。もう間に合わない。
 困りに困って、博物館のカレーを食べに行こうと思ったら入場しなきゃいけないらしい。ツタンカーメン展がやっていたが、鳥取来てツタンカーメンは流石にな、と思ってトイレだけ借りて撤退。帰り際に仁風閣を見る。結構有名らしい洋風の建物。補修工事をやっていて中に入れず、庭だけぐるっと回って帰った。
 若干手持無沙汰になりながらも、駅で自転車を返却。ホテルへ早めのチェックイン。荷物を置いてちょっとだけ充電。その後外へ。
 夕飯は何にしようかな、と思って迷ったのだが、たくみ割烹店へ。どうやら鳥取では名の知れた割烹店らしい。入り口は古民家っぽい感じ。一人で入っていいのかな~と思って、一周目の前をちらっとみて横切ったあと、よし、と決意し中へ。
 入ってしまえば温かく出迎えてくれるものだ。ハヤシライスが大人気らしいのだが、せっかくなのでもっといいもの食べたい、と思って海の幸+鳥取和牛のしゃぶしゃぶ、計7,500円のコースを注文。普通一人だと頼めないんだけど、ここは大丈夫。一人旅行する君のような人間でも美味しい料理が楽しめるぞ。どんなものが出たかは下に貼っていく。

  最初はこれ。もう普通に今タコ高くて食えないので純粋に旨かった。右側のバイ貝は岐阜県民には本当になじみがなくて、中身をどうやってとればいいのかわからず、だからといってどうすればいいですか?なんて恥ずかしくて聞けなくて苦戦した。でも取れた時、嬉しかったし、本当に美味しかった。これ食ってる時に新しいバイトの子の面接があって、「いつ入れる?」など話していて初々しく、俺にもこんな時代があったな・・・なんてちょっとうるっとした。

 次は刺身。まぁこれはもう言うまでもないね。店員の子が魚の種類がわからなくて、僕に出す前に店主にこれは何で、って教えてもらっていてほっこりした。あぁ俺もこういう時期あったなと思ってうるっとした。味はもう言うまでもないです。

  

 次はヒラメかカレイかの煮物。正直そんなに煮物好きじゃないんだけど、これは美味かった。柔らかいのだが、だからといってボロボロじゃなくてフカフカしているといった触感。元々の素材がいいのか腕前が良いのかは知らんが、とにかく家で母が作ったのとは段違いである。


 次はしゃぶしゃぶ。店員の子に野菜を半分入れて3分ぐらい茹でる。肉は5秒と教わった。この写真は半分入れた後の写真。飛騨牛県の僕でさえ美味しいなと思った。
   5秒だとほとんどお肉は真っ赤なのだが、それでもおいしく食べれる新鮮さ。本当に良い肉です。たれはゴマダレとラー油の合わせ技で卵じゃないですこれ。


 締めは中華麺かうどんかと聞かれた。岐阜県民は恐らくしゃぶしゃぶをラーメンで締めるやつはいない、だって味うすいもん。うどんをゆでてゴマダレかポン酢で食うのが一般的でなかろうか。
  だから思わず、中華麺ってラーメンですか?と聞いてしまった。興味が勝って、中華麺を選んだ結果がこれ。塩コショウをかけて、さっきのゆで汁をかけるという超シンプルな構成。塩おおめにかけたら、これはこれでいけた。

 

 最後は梨。女の子が説明してくれたが、何だったか覚えていない。ニ十世紀梨ではないが、まぁおいしかった。てか皿が綺麗よね。隣で伝統工芸の器とか作って、店でも使ってるからオシャレなんだそうだ。
 こんな魚と肉を混ぜた最強のコースを食べたあと、砂丘プリンを何故かお土産屋へ行って購入。

 鳥取砂丘で買った地酒と一緒に泥酔しながらニコ生して眠りました。じゃあ二日目、明日また書きますよろしくね。

 

28日、29日目 鳥取観光を終えて、鳥取砂丘編


 朝、人気のない鳥取駅前を通り抜け。この三日間で何度も通った横断道路を通り、商店街へ。まっすぐ進んで、最後に食べたのはべに屋のカレー。もしかすると人生最後になるかもしれない、と思って二日連続で朝ごはんに選ぶ。
 歩き続けたせいで足の裏はタコだらけ。動くたびに痛みが走る。筋肉痛で太ももも痛いのだが、これらは楽しんだ勲章。感慨にふけりながら、駅の周りや商店街の様子を写真で撮った後、スーパーはくとに乗り込んだ・・・。 
 
 そんな旅の始まりは名古屋駅。姫路まで電車で移動する。仕事の疲れと寝不足の中、ほぼ始発のスケジュールで向かう。前日から鳥取砂丘直行までは決めていた。朝ごはんはこれ。誰が興味あるんだってかw



 意外と新幹線の時間は短く、姫路駅まですぐに到着。一応姫路のご当地グルメ。えきそばなるものがあるらしく、

 食ってみたのだが、とってもまずい。蕎麦という割にはうどんが細くなっただけの蕎麦とは言えない何か。そうめんにしてはつゆがぬるいので美味しくない。乗っているかき揚げは揚げたてではないのと、ほぼ天かす。つまり天かすが浮いてる細うどん。
 名古屋にも駅にきしめんがあるのだが、もう少し美味しいと僕は思います。でもまぁ、他の県民から名古屋きしめんもまずいのかもしれねえな、と客観的な目線を手に入れました。もう二度と食わん。今回の旅で最初で最後のまずい食べ物でした・・・。
 
 その後、スーパーはくとに乗車。こんな感じ↓ 

 初手コナン。椅子の頭のカバーもコナン。乗車している人も女の子が多く、僕よりもがっつり撮ってる子がたくさんいた。マジで鳥取砂丘だけ狙って観光しにいくのは僕だけなんじゃないか、とも思った。
 さて、まだ鳥取にすらついていない僕。スーパーはくとは1時間半ぐらい乗った。寝不足だったので半分ぐらい寝ていた。夢うつつの中で、ドアの上の電光掲示板で周辺の観光案内の文字が流れていたのをうっすら見た・・・。
 気づけば鳥取に到着。第一印象は普通の町。周りは山。海沿いの町とはいえ、海は見えない。階段を降りて、外へ出る。なんと鳥取は自動改札ではない。未だに係員がもぎっているのは衝撃的だった。
 さて、鳥取砂丘へ行こう。そう思って、鳥取駅を出てバス亭へ移動。時刻表を見ると次のバスまで40分はかかるとのこと。困った。ホテルは1泊分しかとっていないので、早くしないと回りきれない。交通手段を捜す。タクシーは・・・高い。たくさん待っているが、使いたくはない。結局レンタサイクルを利用することにした。
 電動自転車は1日1,000円、18:30まで借りられるとのこと。おじさん曰く今年の4月から新しいのに変えたらしい。そんな綺麗なものを使ってしまって逆に申し訳ないと思うぐらい、良いものだった。ついでにおじさんは非常に親切に鳥取砂丘までの道のりを教えてくれて、更にその先にある松林、日本海が見渡せる温泉も教えてくれた。第一村人は非常に良い人だった。

 おじさんに教えてもらった通り、商店街を突き抜けて鳥取県庁へ向かう。人口減少が止まらない地域と言われているだけのことはある。岐阜の駅前はほとんどテナントが埋まっているのだが、鳥取の場合はすぐ近くのビルでさえスカスカ。これが日本の本当の「地方」なのか、と問題意識が芽生えてしまった。
 ちなみに道中は石破茂だらけ。石破茂のポスターが張り巡らされており、極めつけはこの石破茂事務所。さすが石破王国である。他の政党のポスターはほとんど貼られていなかった。ちなみに岐阜は野田聖子王国だが、野田聖子のポスターはほとんどない。

 鳥取県庁を左折。まっすぐ行くと日本海テレビのテレビ局があった。あとで知ったのだが、日本海テレビは岐阜でいうと中京テレビぐらい、日テレ系列の局らしい。さっきのテナントと比べて本当に立派な建物だったので、なんとも違和感があった。
 テレビ局の奥の大きな交差点を右折。北へまっすぐ進む道中、路上駐車していちゃついているカップルがいて、通りにくかったのだが、向こうから「すいません」と一言謝罪の言葉があった。
 更にまっすぐ進むと坂へ。そしてトンネルへとつながっていた。短いトンネルを抜けたあと、ついにわずかに鳥取砂丘が見える場所に到着した。おじさん曰く、西側から入るルートと東側から入るルートがあり、普通は東らしい。なので、指示に従って坂道を下る。その時の坂がこちら。

 よく見るとこの低い木が、岐阜では見ないのと、歩道が整っている。サイクリングすると気持ちがよさそうだったので撮影した。いつもの僕とは違う、自然を愛する余裕を持った感覚が生まれつつあった。
 そこから更に交差点につきあたり、左折。真っすぐ坂を登るとついに鳥取砂丘があった・・・。駐輪場がちょっとわかりづらかったが、観光案内所の人に聞いて停めた。やっぱり借り物だと変なところに停めづらいよな。
 

この階段を上ってから坂を下り、

オアシスへ。周りの人はあんまり興味なさそうだったが、このオアシスが綺麗なんだ。湖の様に見えて、実はめちゃくちゃ底が浅い。入ろうと思えば入れるのだが、ここまでくると芸術の域。むやみに入って汚したくないとの気持ちが強くて入らなかった。てかそもそもこの水どこから流れてんだ。ずっと水の流れがあるんだよね。普通の池とかなら流れてはいないはずなんだけど。

思ったより砂漠。

とはいえ、狭いので丘を登ると

 こんな感じ。砂丘の端っこで寝転がってるガチ砂丘ラーもいた。
 ただの砂場じゃん!wという人も多い鳥取砂丘。実際僕もそう思っていたのだが、行ってみると結構良い。丘を登る時には砂で足が沈むので全然登れなくて、VIVANTで砂漠の中主人公が死にかけてるあれのイメージがよくわかった。
 あと人の足跡がついてないところはやっぱり綺麗。風紋というやつらしいが、自然に感動しないことで有名な僕も流石に良いなぁと思った。
 手つかずの自然みたいな、そういうのってあるんだよ。人工物だらけの世の中で鳥取砂丘ってのは綺麗だった。あまりに綺麗なので、綺麗なところを歩くことに抵抗がすごくあって、出来るだけ足跡の上を踏むようにして外に出た。
 らくだはチラ見にとどめました。そんなわけで次は風呂と港へ行くのだが、もう力尽きたのでまた明日以降。

 

27日目、遅ればせながら鳥取

 まだ旅行先、スマホなのであまり文は打てない。指がつるからね。

 この気持ちだけは綴っておこうと思って書いた。

 朝起きて二日目宿に泊まろうか迷った。二日目はあまり行くところがないんじゃないか?そういう後ろ向きな気持ちが流れ込んできたからである。

 僕はやるやらないの決断に迷う時、かなりの時間迷う。今回も朝6時ぐらいは起きて7時に決めた。

 朝すなばコーヒーでカレーとコーヒー。その後帰りに姫路城によって家で寝るパターンを想定した。逆にそうじゃなかったらどうしようと思った。別に行くところなんてないじゃないか、もうかなり目ぼしいところは行ったぞ 

 すなばコーヒーと石破茂事務所で写真撮るぐらいじゃねえか?コナン空港は別になぁ…

    といった具合で自称インテリ特有の先見の明(笑)が始まった。

 ただここで更なる迷いが生じる。そもそも岐阜に帰りたくない…。あの日常に染まった空気が嫌で仕方がない。たった1日泊まっただけで、帰るのか…、

 現実逃避の面も強かった今回の旅、帰るのは辛かった。しかも鳥取のホテルはポイント込みで5200円で泊まれる。てか、行くところないっていうけど東京の方がよっぽど行くところねえ。また鳥取の方が観光っぽいのはまだある。ピンクカレーも牛骨ラーメンも食ってねえんだ俺は。てか昨日は疲れすぎて夜も温泉入らんかったし、やり残したこと多い。人生最後の鳥取かもしれんしな。

 そう思って予約をする。

 急に心の中の霧が晴れた。おそらく僕はこの予約の結果、やることなくて手持ち無沙汰になったとしても後悔しないだろう。やらないでごまかすより、やって後悔した方が良い。

 それに鳥取はかなり無理やり観光地をたくさん作ってくれてるので、何となく時間を潰せる気がする。東京で引きこもるぐらいなら鳥取で引きこもるのもありかもね。

 細かい観光レポは明日です。

26日目、ラムちゃんだっちゃ

 コンビニに行ったら、これが売っていた↓

 ちなみに右側が売っていた。めっちゃ可愛い。普段はラムちゃんはほぼ裸なので制服姿が本当にかわいい。うるせいやつらは萌えの元祖言われるが、納得せざるを得ない。ラムちゃん並にかわいい昔のキャラというと、サクラ大戦のさくらちゃんぐらいだろうか。まぁとにかく可愛すぎたので思わず勝った(ちなみに誤字ではないw)。
 イカれた諸星あたるというキャラといい、うるせいやつらは本当に面白いのである。笑えるというよりはなんかもう見ちゃうような感じがある。

 ちなみに味は・・・馬鹿みたいに辛い。辛いとか言うレベルじゃないぐらい辛い。おいおいラムちゃんだからどうせ大して辛くねえんだろ、と思ったが辛すぎる。やばすぎる。いやいやラムちゃんやべえっちゃ辛いっちゃ!ホット&スパイシーじゃなくてホット&ホットだっちゃ!
 あ~あ~男の人って~って歌ってる場合じゃなくてさ、鼻の先っぽに血がたまったのか知らんが、すげえ痛い。やばいよこのじゃがりこすごく痛い鼻。
 ということで寝ますおやすみなさい。